環境社会学・環境倫理研究者 福永真弓(東京大学大学院・新領域創成科学研究科・准教授)

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活動報告

最近のゼミ・講義の予定

2017.04.28ゼミ・授業活動

2017年度前期:

輪読(英語文献、日本語文献)と研究発表。

※今のところ、リスクとポリティカルエコロジーの文献購読中。

 

2017年度授業(一部)

「生と場所の環境倫理」(火曜4限・本郷)

1.環境倫理と現代社会(ガイダンス) 

2.記憶:贈与されること、贈与していくこと(2回)

3.物語:他の生きものやもの、事柄と「生きること」を記述する 

4.場所と空間:なぜ再び場所なのか 

5.地図:生と場所を編む手がかりを生む調査手法 

6.消費と生産:疎外されていくことの意味を考える 

7.流域とコモンズ:被災の場所から考えるガバナンス(2回) 

8.語彙と合意:実践における研究者の役割 

9.「被害」とは何か:環境正義(2回) 

10.ジェンダーと自然化 

11.場所に生きるということ 

 

「環境倫理学」(木曜3限・柏の葉)

1. 環境倫理と環境社会学

2. 自然の社会化、社会の自然化の歴史:公害、開発、自然再生

 ①自然を社会化する? 社会を自然化する? 

 ②公害と開発:水俣病事件

 ③社会を自然化する時代へ

3.「人と自然のあいだ」の倫理はどう考えられてきたか(第3, 4, 5, 6, 7回)

 ①「野生」と内在的価値

 ②動物と人のあいだ;動物の福祉と権利のさらに向こう側へ

 ③生物多様性と自然再生

 ④人と自然のあいだ(境界)、所有と里地里山

4.「人と人の間」からの環境倫理(第8,9,10)

 ①正義はなぜ問題か

 ②環境正義論の系譜と射程

 ③人と自然のあいだと正義

5.環境とジェンダー(第11, 12)

6.環境ガバナンスを模索する(第1314回)

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